インターネットで賃貸物件を探していると、「UR賃貸」というものを良く見かけることがあります。
頻繁に見かけるこのUR賃貸、いったいどの様なものなのでしょうか。
UR賃貸って何？
聞きなれない言葉ですが、UR賃貸というのは「非常に優しい条件で住むことができる物件」のこと。
これが、実にお得な物件なんです。
UR賃貸はまず保証人が不要ですし、仲介手数料など一般的な賃貸物件を借りるために必要なものが少なくて済みます。更新料はかかりませんし（一部かかることもあるそうです）、これだけでもかなりお得ですよね。
その上、ゆったりと生活することができるように「十分な広さをとって生活空間を作っている」というメリットも。
つまり、お手ごろかかくで広いお部屋に住むことができるのです。
「賃貸にかかる料金を抑えたい」と考えている人に、UR賃貸はとってもオススメ。このように条件がいいUR賃貸なので、今は入るために審査などが必要です。これだけいい条件の物件ですから、やはり「誰もが入りたがっている」ということになるのでしょうね。
ここで疑問になってくるのが、「UR賃貸はどうして安いのか」ということです。
実は、UR賃貸住宅は「都市公団から引き継いだ物件」。「UR」というのは「都市再生機構」という意味でつけられているものです。全国に75万戸あるUR賃貸は、お得に借りることができる賃貸物件として、かなりの人気となっているのです。確かに、これだけいい条件で住宅を借りることができるのなら、「借りたい」という人は増える一方でしょうね。
しかし、誰もが入ることができるわけではない
でも、お得な物件だからといって誰もがUR賃貸住宅に入れるわけではありません。
年収や貯蓄額など、審査をしたうえで入ることができますので、申請をしても入居できるとは限りません。
一般的に、収入が低いと「入りにくい」ということがあるそう。収入が低いと、本当に家賃をはらっていけるのか？という不安があるため、「貸さない」としていることが多いみたいですね。
また、デメリットもあり「そこまで家賃が劇的に安いわけではない」ということもあるので、そこまで苦労して入る必要があるのか？ということも考えておきたいです。
しかし、多少の差はあっても「安めの賃料である」ということは事実。
今は学生向けのUR賃貸もありますので「ちょっとでもいいから家賃を安くしたい」という場合は、UR賃貸を狙ってみるといいでしょう。インターネットで検索すると、学生向けの物件がたくさんでてきますよ。